あたくしは何故か小学校の時から、家の間取りを書くのが好きでした。それにドールハウスを作るのも好きで、銀座の伊東屋で海外のドールハウス(本当はベッドルームが欲しかったけどキッチンしかなかった)を買ってもらった時もとても嬉しかったです。亡くなった父が1級建築士で、家にドラフターがあり、T型定規や三角スケールが転がっていた環境のせいもあるでしょうか?
そんな家に対する思いが知らないうちにあったようで、平成4年に諸事情により、実家を手放してから、あたくしの心の中では「自分には帰れる家がない」という気持ちがいつもありました。今住んでいる所も所詮人の物、と。
それなので欲しいとは思っても、家が買えるなんて自分の持ち家を持てるなんて本当に夢にも思いませんでした。
家を買う(それはマンションでも一戸建てでもよかったのですが)と言い出したのは、あたくしのダ〜です。彼は14年間付き合っている間に、そういうあたくしの気持ちをうすうす感じていたようです。彼が急に貯金を始め、「家を買ってあげたいと思っている」と言われた時は、涙が出るほど嬉しかった。(え?ちょっと打算的?)でも結果的には、このことで結婚するきっかけが出来たし、(14年も一緒にいるとタイミングがないものなのよ)よかったなって思っています。とは言え、あたくしも彼から遅れること3ヶ月後からちゃんと貯金し始めたんですよ。
それが約1年前。とにかく平成15年の7月に、今のマンションの更新があるので、それまでにマンションを脱出しようということになったのです。
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